劇用車に見るアクションドラマ「トラック野郎シリーズ」

 久しぶりに「劇用車」ネタをやってみようと思います。
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 先月までCSでトラック野郎シリーズの一挙放送というのをやっていまして、シリーズ全10作を纏めて観る事ができました。
 実はこのシリーズは全体にガラの悪いイメージがあった上に故郷の地上波ではあまり放映されない事もあってこれまで観る機会が余りなかったのですがこの歳になって観てみると中々に楽しめました。

 作品自体に付いてはファンサイトも結構ありそうなのでこの日記では割愛しますが、カースタントの劇用車、それも主役のデコトラ以外のクルマについて書こうと思います。

 こんな事を思いついたのも本シリーズがカースタントや特撮で結構面白いポイントが多かったりしたからなのですが。

 東映版「男はつらいよ」みたいな趣の人情コメディシリーズだけに後になるほどにストーリーがルーチンワーク化(よく言えば「偉大なるマンネリ」)しているのが本作の特徴です。
 ですがまさか「カースタントまでもが同じシチュエーションを毎回撮り直して繰り返している」とは今回まとめて観るまで知りませんでした(笑)
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 各作品のクライマックスでは「一番星号が急ぎの仕事を請け負いエンジン全開スピード違反でかっとばす」パターンですが毎回決まって
 1・白バイに追跡されて振り切る(そして毎回白バイが転倒したり池に飛び込む)
 2・パトカーに追跡され振り切る(そして毎回パトカーがジャンプしてクラッシュする)
 3・検問でパトカーが道路封鎖するのを、主に仲間のトラックの助けで突破する(この時に5,6台のパトカーが並び2,3台は破壊される)

 毎回毎回ほぼこのシチュエーションが繰り返され、しかもデュープフィルムが殆ど使われないのが凄いです。
 (実はこの後のルーチンとして「決まって山中の荒れ地や危険地帯を通過して一番星号がボロボロになる」展開になりミニチュア特撮の見せ場がここに来る事も多かったりするのですが)

 まあ、バリエーションとして
 装甲車がカーチェイスに参加するとか未完成で途切れた橋を一番星号が飛び越える(西部警察のS30Zの運河越え放映前にw)
とかがあったりするのですが。
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 これらのシーンの斬られ役は当然パトカーですが、西部警察では230セドリックがバンバン出るのに対し本作ではクラウンMS50が非常に多く登場します。
 そしてその大概が「ジャンプして土手や小屋に突っ込む」という派手なやられ方をするので観る方も印象に残りやすかったと思います。

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 この他同じクラウンのMS60、後半ではMS80も登場しますしセドリックもクラウンほどではありませんが130,230が活躍します。
 変わり種では第9作「熱風5000キロ」でGノーズ仕様のフェアレディZパトカーが、最終作「ふるさと特急便」でスバルレオーネのパトカーがちょこっと登場するのが目立ちます。
 最終作では西部警察を意識したのかパトカーがコンボイ状態で練り歩き、そのうちの何台かが散光式回転灯を装備している辺りに時代の流れを感じさせますが。

 MS50で一番印象深いのはシリーズ第8作の「一番星北へ帰る」でクライマックスの大半が田中邦衛扮する警官の運転するMS50とのカーチェイスで占められており一番見ごたえを感じました。
 (先述の装甲車が登場するのもこの作品で、沼宮内の駐在所に突っ込んで全壊させるという最期を迎えたりするのですが)

 今回の一挙放映では久しぶりにカースタント映画を纏め見した様な感じでおなかいっぱいになりました(笑)
(写真のミニカーは劇中のイメージを手持ちのミニカーで表現したものです)



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