レイアウト趣味から見る特撮映画「新幹線大爆破」

 実は先日言われるまで気付きませんでしたが今年は東海道新幹線が開業して50周年だそうです(笑)

 まして今月は東海道新幹線が開業した月と言う事でもあるので私のブログもしばらくの間メイン、サブ共に0系(あるいは200系)時代の新幹線ネタで引っ張ってみようかと思います(笑)

 今回はまず、久々の「レイアウト趣味から見る特撮映画」
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 今回はこれまでこのブログでもちょくちょく取り上げている「新幹線大爆破」を。

 ストーリーとか演出等についてはこれまでにもさんざん書いているのでここでは割愛して主にミニチュア描写を中心に書いてみようと思います。
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 本作は皆さんもご存じの通り製作に際して国鉄の協力が一切得られない状況でしたので新幹線絡みの主要なシーンは車内のセットとミニチュアで処理されています。
 (その代り本編で組まれた新幹線車内のセットは実物のメーカーに発注したパーツで構成されたそうであまりの出来の良さに以後、他のドラマや映画で随分使われたのだそうです。この映画の少しあとにはそのものずばり「新幹線公安官」なんて連続ドラマも作られましたが、恐らくこのセットが大活躍したのではないでしょうか)

 その殆ども当然走行シーンですがミニチュアが絡むのは前半の山場である浜松駅周辺での下りひかり109号と上り20号の入替シーン、および広島県内でひかり109号と救援列車が並走するシーンが主な物です。
 (後合成がメインですがクライマックスでひかり109号が救援隊が待ち受ける真夜中の土手に停車するシーンも印象的ではあります)

 この中で特に印象的なのはやはり浜松駅のシーンでしょうか。
 シュノーケルカメラを使い運転席視点で進行する構図は結構迫力があります。
DSCN5215.jpg
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 このシーンは撮影所内に大掛かりなオープンセットを組んだ物と思われますがビル等のミニチュアは東宝のそれに比べると大雑把な造形の物が多いにもかかわらず、自然光のもとではそれなりにリアルな雰囲気が出ています。
 また、これも以前から再三書いているのですが109号とすれ違うひかり20号が浜松駅構内を通過するシーンはミニチュアながら大径のカーブを駆使してかなりパノラミックに表現され観ていてミニチュアと分かっていてもぞくぞくするほどのリアリティが感じられます。
 いや全くこれ位スケール感のある駅をレイアウトに組んでみたいとこれを観るたびに思うのもレイアウト趣味故でしょうか(笑)
DSCN5219.jpg
 最近は模型でもカメラカーが流行りですが、シュノーケルカメラを駆使したこの視点などはまさにそのさきがけといえます。
 それどころかこれ位雄大に組まれたレイアウトでないとカメラカーのメリットが発揮できないという意味では未だにこのカットは色褪せていません。



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コメント

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0系

 0系新幹線が主演?した超大作ですね(笑)
実は私も最近まで本物の走行シーンを組み合わ
せた作品かなと思っていましたが大半が模型を
使った作品と言うことで驚きました!
確かに国鉄としてはPRになると言うよりは
模倣犯やイタズラを警戒して協力しなかった
事もなんですが・・・
同様な例ではカプリコンワンもNASAから断ら
れた経緯アリです。
しかし、この作品ではATCを始め自動列車制御
装置とかを運転指令所の宇津井さんが語る場面
がリアルで危機管理作品と言った感ですね。
カプリコンワンで思い出しましたが69年の
アポロ月面着陸から今年で45年でした(笑)
そして遅くなりましたが?先月で、こちらの
訪問を開始して2年目となりました。
これからも楽しくコメントします(笑)

>星川航空整備部さん

こちらこそよろしくお願いします。

国鉄が協力しなかった理由は内容よりもタイトルの「大爆破」にあったらしく、「新幹線危機一髪」だったら協力する意向だったのを東映が拒否したという説もありますね。
 (模倣犯が問題になりそうなのは「サラダ油や空き缶2本で新幹線を止める方法」の手口をばんばん示唆する「動脈列島」の方かも)

 まあ実際は「危機一髪」そのまんまの内容でしたが(笑)
 ですが国鉄が協力していたら「大いなる驀進」みたいな熱血鉄道員ネタになった可能性も高そうな気もするのでこれはこれでよかった気もします。