パーキングエリアに旅情を感じるとき

 先にメインブログで夜の駅の魅力とノスタルジーについて書いた事の姉妹編です。
 元の記事はこちら「駅」に感じるノスタルジーのはなし

 前に駅の魅力で書いた時に「少なくともこの感覚はバス停や高速の料金所では感じられない」とか「いくら不夜城と言ってもコンビニや救急病院に哀愁を感じる訳には行きません(笑)」とか書いたのですが
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 ターミナル駅に近い雰囲気の所が割合近所にある事に気づきました。
 それは「バス停を併設した高速道路のパーキングエリア」です。
 今私の住んでいる所は半径2キロ圏内に鉄道の通っていない所なのですがもっと近くに高速道路が通っている関係で割合手近にPAもあります。
 田舎の例にもれず「ものすごい山の中にぽつんと存在する」PAなのですがここがまたそんな周囲の雰囲気とは180度違った異空間なのです。
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 考えてみると駅に近い隔絶性があり、周りの寂寥感に反して内側ではそこそこ活気が感じられ、更に旅立ちの雰囲気もそこそこあるというとPAは結構それらの条件に該当します。
 何より後述する特徴が駅以上に旅のイメージを膨らませてくれるメリットを感じさせてくれます。

 最近は国道沿いを中心に「道の駅」というのが増え、私の現住地にも近くにいくつかあるのですが、公的施設の印象があるのか閉店が無闇に早い(6時というと閉めてしまう所が大半です)のと現地の物産品ばかり扱うという点で観光客はともかく地元民も楽しめる要素が少ない点で「駅らしさ」というのを感じません。
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 PAにも売店や食堂はあるのですがノリが全く道の駅と違います。
 まず「食事が割合安くて美味い事が多い」点
 広大な駐車場と完備したGSを備えるSAは確かに集客力の点で優れていますが、客も多いせいか感心するような美味い店に意外と当たらない事が多いのです。
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 この点でPAの場合は「美味い物(あるいは安い、量が多い)を出さないと客が来てくれない」という宿命があるせいか平均レベルでSAより美味しい店、メニューが多い感じがします。
 更に売店。
 道の駅やコンビニと決定的に違うのは地元の名産品ばかりか「隣の県の土産物まで扱っている」点です。
 おそらく「買い逃し対策」の意味もあるのでしょうが、PAの場合上下に一か所づつあるので右隣と左隣の県の名産品やお菓子が買いやすいメリットがあります。
 それ以外のアイテムやグッズにせよ「クルマで通過中に立ち寄る」という性格からか駅の売店に非常によく似たラインナップになっている事が多いですし、隣接する自販機コーナーもラインナップが田舎では見ない様な垢抜けたものが楽しめます。

 そんな空間に隣接して高速のバス停でもあると雰囲気的に駅のホームに良く似ている分「線路の無いターミナル駅」の雰囲気が加速します。

 全体に「旅情」を感じさせてくれる雰囲気を持っている点で高速のPAというのは鉄道ファンや旅行ファンが手近に楽しめる異空間とも言えます。
 出来れば周囲はできるだけ寂しい方が周囲との落差を楽しむ意味で面白いとも言えます(その代り徒歩で行くには物騒ですが)
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 バス停のある様なPAなら裏に駐車スペースがある事も多い(その代り狭いですが)ので別に高速に入らなくても時間帯を選べば地元民でも裏から入れるというメリットもあります。
 私がPAの魅力を知ったのもPAなら「田舎に居ながら『ナボナ』や『よこすか海軍カレー』が買える」という事を知ったからですが(笑)


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コメント

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PA

私も時々、地元のPAを外から利用しています。
上りのPAは、pasar三芳といって、SA並みに大きな施設にリニューアルされました。

>oomoriさん

 コメントありがとうございます。

 ある意味こういう楽しみは地元民ならではの様な気もしますね。
 外の駐車場が広くないのでこういう楽しみ方はいつでもという訳にはいきませんが。

 東北道では羽生PAの上りが江戸村みたいな面白いリニューアルを受けています(笑)が、ここまでとは行かないまでも質的に個性のあるPAが増えているのが心強いですね。