カラーブックスの思い出「新しい日本の鉄道」

 思い出のカラーブックス・鉄道編から
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 今回は「あたらしい日本の鉄道」から。
 実はカラーブックスで私が初めて買った鉄道物がこれでした。
 そのせいで手持ちの中ではいちばんボロボロになってしまっています。

 前作「日本の鉄道」が東海道新幹線開業前後の鉄道を取り上げているのに対してこちらはそれ以後、昭和40年代後半の時期までの新型車や現役車両を中心に書いています。
 実際このわずか5年の間に特急型電車では583系が、通勤型でも103系やその派生車である301系が登場。
 交流電化は青森や鹿児島まで伸び、それに伴い様々な新型電機が登場しています。

 現実の日本でもこの数年でオリンピックから万博まで経験しましたし鉄道をめぐる環境もかなり激変し始めた時代に当たります。
 それだけに二冊を併せて見るとその変化の目まぐるしさに改めて驚かされると同時に時代のダイナミズムの様なものも強く感じさせられます。
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 そう言えばこの時期は583系に端を発するいわゆる『電気釜フェイス』の特急型が登場し始めた時期でもあります。
 581系はもちろんでしたがあの頃は「振り子式電車」の381系辺りが中身も含めて相当に特異な印象を残しました。
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 「赤い電気機関車」のラインナップもこの時期に急速に増えたもののひとつです。
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 SLブームも前作の頃よりかなり加熱し始めた時期のとっかかりに当たります。
 そのせいか最新型に比べると抒情的なカットが多いのが面白いですね。

 もちろん後半の解説ページも充実していますから大人になって読み返してみても二度楽しめるというおまけまで(笑)
 まあ、それらを別としても本書はカラーブックスの鉄道物としては一二を争うカラフルな内容で子供が読んでも結構楽しめると思います。

 この一冊もすっかりボロボロになりました。


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