懐かしの「怪獣図解入門」(笑)

 某古本屋で入手した1冊から
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 小学館のシリーズ「怪獣図解入門」
 このシリーズについては以前「ウルトラ怪獣入門」を紹介した事がありますが本書はそれの姉妹編に当たります。

 タイトルの通り「怪獣の図解・解剖図」を中心に纏めた一冊です。
 この本については当時は買う事ができず専ら友人等から借りて読んだ口ですがまさか40年以上経った今になってこれが手に入るとは思いませんでした。

 第二次怪獣ブームの折には学習雑誌なんかを中心に怪獣や超獣の図解が特集記事になったりしていました。
 「火炎ぶくろ」をはじめとする「●●ふくろ」とか「●●脳」とかいった怪しげな臓器や器官にどっぷり漬かった(笑)思い出は今になっても気恥ずかしくも懐かしい物です。

 本書に手が出たのもそうした思い出の追体験みたいな部分が大きかったです。
 ですが今改めて読んでみると大伴昌司のセンスと奔放な想像力が全開の内容で前作に負けず劣らず楽しめる内容でした。
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 本書のあとがきで大伴氏自身が書かれていますがこの本が出る直前まで「怪獣の図解」というのは(確か子供の夢を壊すという理由だったと思うのですが)出すことを禁じられていたのだそうです。
 この本についてもほぼ特例に近い形だったそうですが、本書を読むと夢が壊れるどころかより深い好奇心とイマジネーションを刺激させられる内容に仕上がっていて本当に楽しめました。
 何より対象の怪獣一体一体に対する愛情が無ければこれほど楽しい読後感は得られません。
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 解説自体も他の怪獣図鑑の様に1ページに数体のキャラが登場する俯瞰本とは異なり、2ページ一体という余裕のある構成なので一体一体の怪獣の説明も他のそれより細かく、更に登場回の名場面集や物によってはメイキングカットまで収録されていて中々充実しています。
 それにしてもこの本を読んでいて思ったのですが。
 テレビでは特撮ヒーロー物と言うジャンルは今でも続いていますが毎回とっかえひっかえ登場する半ば使い捨てに近い怪人や怪獣にわざわざこうした「図解」ページを作りたくなるほどの強烈な魅力を備えた物がどれだけあることか。

 ある意味「いい大人をしてこうした図解で一冊作りたくなる(褒め言葉です)」ようなイマジネーションを刺激する魅力のある怪獣があった(しかも連発していた)というのはとても楽しい事だったと思います。 


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