思いでのジュニアチャンピオンコースから・「世界ショッキング事件」

 ジュニアチャンピオンコースのはなしから。
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 以前紹介した「あの事件を追え」の姉妹編「世界ショッキング事件」を取り上げます。
 こちらはタイトルそのまんまに世界各地で起こった災害や事件、事故を取り上げた本ですが表紙からして当時ニュースで騒がれていた「日航ジャンボ機ハイジャック-爆破事件」の写真が使われのっけから緊迫感全開です。

 国内の事件・事故を扱った「あの事件~」も国内としては大規模な物ばかりなのですが世界の事件を扱っただけあって事件のスケールや性格が大きく、且つ異質な物が多いのが特徴的でした。
 巻頭の劇画はイギリスの「列車襲撃・25億円強奪事件」が取り上げられていますが日本の「3億円事件」と比べるとスケールが大きいだけに初めて読む人などは度肝を抜かれます。
 本書の出された70年代初頭~中葉の時期は中東戦争などの絡みでテロが多かった時期でしたがその影響か、本書でもハイジャックやシージャック関連の題材の比率が多く、これだけでも本書が出された頃の時代の空気の様な物を強く感じさせるものでした。
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 事故についてはこの種の本では必ず取り上げられる「タイタニック号沈没事故」や「ヒンデンブル具号爆発事故」などはスケールの大きさで「あの事件~」と比較される物と思います。
 その一方で「ソユーズ宇宙船遭難事故」や「ルマン24時間レース事故」などは当時の日本ではまず考えられない性格の事故でしたからその異質さで目を引く部分です。
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 ですが、この本が出てから少なくとも40年は経過してみるとかつては「異質」だった性格の事件や事故がこちらでもいつ起こってもおかしくない物に変わりつつある気がします。
 それだけ日本の社会構造がある意味よその国並みに変わってきているという事でもあります。
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 もし今この本がリニューアルしたらその内容は大幅に書き換えられる事になるでしょうが事故や事件の性質はあまり変わらないままスケールだけが大きくなった物になるのではないでしょうか。
 少なくともこの当時は宇宙船の事故で一度に10人近くが死亡する様な例やハイジャックされた乗客満載の旅客機が超高層ビルに突っ込むような事件は想像だにできなかったと思います。
 同じ事は「あの事件を追え」でも言える事ですが。

 一方で後半の探検、開発の記録の方は「あの事件~」ではややおざなりな扱いでしたがこちらではボリュームが増やされておりそれなりに読み応えがある構成になっています。
 アポロの月着陸とか世界初の心臓移植辺りならいまどきの教科書や副読本でも取り上げられそうな題材ですが「ショッキング事件」の場合、文章が良いのか結構「読ませる」文章になっているので教科書より面白い感じがしました。

 さてこの本の影響からかずっと後に買った似た様なコンセプトの本があるのですがそれについては次の機会に。


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